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皆様、こんにちは。

お昼はまだ暑いですね。 今月いっぱいかな?

今日は大阪です。
次男君、6時起きで 五木模試に出かけました。
お姉ちゃんがやっていた2年前の五木模試の問題集。
昨日、本番のように時間をはかって取り組んだと。

“ 点数どうやった ”
“・・・・・・・ まぁ・・・・”
“ 難しかったやろう ”
“ うん ”

なかなか点数を教えてくれません。
“ 五木は5教科300点も取れたらええ成績やで ”
“ えー!300点で ええほうなん? ”
“ 合計点より偏差値が大事や ”
少し安心したようで 点数を教えてくれました。
300点はありませんでしたが 少し頑張ってました。
合計得点から偏差値表を見てみれば 志望校偏差値はクリア。

“ でも気を抜いたらあかんよ。 これから進学塾チームが力付けてくるしね ”
“ うん!わかった ”

さてさて、今日の結果は月末に届きます。
どうなることやら、 頑張って欲しいです。

ただ今、3時のおやつの時間。
来週は熊本放送収録日です。
番組4本の選曲やっています。 

先月より掲載をはじめました「 イグザミナ 」のエッセイを読んで下さい。
では、来週のご来店  おっと! 明日は祭日でした。

 明日も通常通り営業しておりますので。

皆様のご来店、お待ちしております。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

その2  困ったコレクター

ジャズのお客様はCDやLP以外のものもコレクションされている方が多い。
共通したものはオーディオ、カメラ、文具、時計など。
 
私を散々困らせたコレクターはドイツ人だ。
知り合ったのは九五年頃、仕事でよく日本に来ていた。
もちろん大のジャズ・ファン。
CDを二千枚ほど持っている。

おもしろいのがもう一つの趣味、ジャズの絵柄のテレフォンカードのコレクションだ。
 私がレコード店に勤めていたとき、メーカーから販促物としてテレカをよく貰った。
それが溜まりに溜まって名刺ケース四個分ほどになっていた。

抜き打ちで私のコレクションをチェックにやって来る
ジョン・コルトレーン研究家の知人が本棚に並べていたそのケースを発見、
「ミムラさん、ええ人紹介しますわ。テレカのコレクターですねん」と。

 ご対面の日、彼が頑丈そうなアタッシュケースに入れて持参したコレクションには驚いた。
見たこともないテレカがいっぱい。六百枚弱持っているらしい。

紹介すれば『祝成人 JAZZ & 花火』とデザインされたのは東京・大田区の終戦五十周年のもの。『千佳勢サマーナイト″ジャズ&かに三昧 セッション’95』。千佳勢とは? 
調べれば、地名ではなくお食事処の名前だった。
笑ったのはVISAカードの一品。男性がアルトサックス持って微笑んでいる。
その人物は長嶋茂雄だ。彼にしてみればサックス持っているのでジャズメンと思ったのだろう。

 ドイツ在住の彼がどのようにしてこれだけのテレカを入手できたのか? 
話を聞くと日本に外人のテレカ・ブローカーがおり、ジャズだけを購入しているとのこと。
だがすべて使用済みのものばかり。
私のはすべて未使用、″価値が違うぞ。このことを教えたのが悪かった。

よほどショックだったのか血相を変えて「オレノトコウカンシテホシイ」と言い出した。
私のコレクションを見ながら
「オー、コレハハジメテミタ。メズラシイ。アナガナイ。イヒヒ」なんて英語でブツブツ言っている。
まるで子どもだ。あまり付き合わないほうが良い。

 しかし、私の意に反して、彼は頻繁に日本にやってくるようになった。
「コンカイモ、キミノタメニ、メズラシイノヲ、モッテキタヨ」と来るたびにテレカの交換。
私はテレカ・コレクターじゃない。
使用済みを十枚ほど持って来て、私の未使用五枚と交換。

一度、自宅にまでやって来た。
当時、小・中学生だった三人の子ども達は階段に重なり合って顔を出し、
初めての外人さんの訪問を珍しそうに見ながら「わー、ペリーちゃうか」「船で来たんかな」
「違うわ、ザビエルさんや」口々にそんな事を言っていた。

 日本が不景気になると大阪へ来る回数が徐々に減った。
そんな時でも東京から「ナニカメズラシイカードハ、テニハイッタカ」と電話が入る。
偶然、東京出張の前日に電話があった。

東京では忙しく時間がないことを告げたが、
「ダイジョウブダ。アキハバラノホームデマッテル」と言う。
こちらは英語が喋れないので泣く泣く「イエス」。
自分のことしか考えていない。困ったもんだ。
わずか十分程のご対面だったが、無事秋葉原のホームでテレカの交換会。
いったい何やってんだか。「ノープロブレム。トテモイイアンダネ」って。バカヤローだ。

いつだったか社員旅行で富山の旅館の大広間で夕食中に
″ミムラさんって方おられますか? 外人さんから電話ですと呼び出された。
「ナニカテニハイッタカ」助けてー。

 実はこのわがままオヤジはキャプテンなのだ。
れっきとした某大手航空会社のパイロットだ。
最初の頃は尊敬の眼差しで見ていた。
しかし付き合っているうちに絶対にやつの飛行機には乗らないぞと思うようになった。
「コンド、ヤスミヲトッテ、ドイツニイッショニイコウヨ」。
笑いながら「仕事が忙しくてダメだよ」と丁重にお断りした。

 フライトバッグにテレカ詰め込んで、彼はいつも最新型の飛行機で日本にやって来た。
それにはかなり完成度の高い自動操縦装置が装備されているらしい。
そういえば「テレカヲ、ナガメナガラカエルノガ、タノシミナンダ」って言っていた。

 これは私の想像だが、ひとたび離陸すれば自動操縦ボタンのスイッチオン! 
あとはドイツまでまっしぐら。
コックピットでテレカ並べて、「コレハ、ニュウシュコンナンナモノダ」
「オー、イトシノコルトレーン」テレカにチュッ。
なんて姿を思い浮かべると、あー恐ろしい。

 今彼はドイツに住んでいる。
テレカブームの終息とともに彼も定年を迎え、もう日本に来ることはない。
私の部屋にジャズメンを描いた大きな絵が飾ってある。
これも彼の趣味。
よく振り回されたが今思えば楽しい日々だった。


 このテレホンカード収集機長とのお話は ジャズ批評のソニー・ロリンズ特集でも紹介されている。
 文中に出てくる コルトレーン・コレクターはご存知の藤岡靖洋氏のこと。
2008.09.14 Sun l イグザミナ l COM(2) TB(0) l top ▲ ホームページ掲示板バナー

コメント

日独軍事同盟(笑)
そういえばエスト店で、トレカ密売、いえいえ、トレカ密交換の現場を目撃!したのを思い出しました。それにしてもけっこうあったトレカ(JAZZ関係にあらず)、ぜ~んぶ、どこへいったのやら?
13日の土曜日は芦屋市の美術館で高瀬アキさんの即興演奏(ダンスとのコラボ)を愉しんできました。
2008.09.15 Mon l ミナミ. URL l 編集
ほんまですね。
結局手元には使用済みのテレカばかりが残っています。
電話代も払えたはず。
携帯の普及でテレカも消えてしまいましたね。
2008.09.16 Tue l ミムラ. URL l 編集

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